X指定の行動


体位

体位は、参加者のうち誰が姿勢と配置をコントロールするのかを決定します。一番最初には、性的遭遇を始める人が体位を持っています。彼が最初に動作を選択することができ、パートナー(たち)はそれに対し行動せねばなりません。

体位を取るためには、<指揮><脅迫><性的魅力><礼儀作法><柔道><レスリング>判定を成功させることが必要です。別のメンバーが体位を放棄したくなければ、これは普通の影響的行動(<柔道>や<レスリング>に対抗する、敏捷力や<柔道>や<レスリグ>)です。勝負が解決されるまで、判定を繰り返してください。乱交の状況では、他人を除いて1人だけに対し体位を持っていることは可能です。

あなたが体位の勝負に関係した場合、性的動作には−2されます。このため、体位は性行為の前に決定されます。



性行為

毎分、キャラクターは官能的な動作を行うことができます。各動作はその「刺激値」によって格付けされています。動作の判定をしてください。成功すれば、その刺激レベルが目標キャラ(そのキャラも動作を使うかもしれません)の合計に加算されます。クリティカル成功なら刺激は倍増します。ファンブル失敗なら、目標は興奮レベルを1つ落とします。

いくらかの動作はカッコの中に2つめの刺激値をもっています。動作が失敗しても、ファンブル失敗でない限りは、その刺激値が適用されます。「まちがった」セックスでさえ、気持ち良く感じるのです!



疲労
セックスは極度の肉体的行動であり、とても疲れるものです。性行為をしている毎分ごとに、生命力もしくは<ファック>で判定してください。判定に失敗したら、あなたは1点疲労します。加えて、興奮の解決レベルに入った(絶頂を迎えた)キャラクターは、1点疲労します。

余分な努力
「余分な努力」は、うまく行こうが行くまいが、クリティカル成功でない限り疲労1点を費やします(クリティカルなら疲労なし)。<ファック>判定をしてください。失敗なら、結果は何も行われなかったことになります。ファンブル失敗は、1点ダメージを被ります(肉離れや打ち身など)。判定の成功差が、その動作の刺激値に加えられます。

のんびりやる
体位を取っているキャラクターはのんびりとやることができ、性的動作に−4されるかわりに、疲労に耐えるための生命力や<ファック>の判定に+4できます。体位をとっているキャラの裁量で、他のメンバーをのんびりさせることもできますが、これは必要ではありません。



抑圧

各キャラクターは「抑圧」で格付けされます。男性なら、これは20−生命力です。女性なら25−生命力です。「敏感」もしくは「未成年」のレベルを抑圧から減じ、「飽き」のレベルを加算します。

キャラクターが刺激を受けたとき、それは抑圧から引かれることになります。抑圧が0になったら、そのキャラの興奮レベルは増加するかもしれません。彼はこれに耐えるために意思判定をすることもできます。意思判定に成功したら、現在の興奮レベルに留まります。以下のキャラクターは、いつでもこの意思判定をするでしょう。
●前回興奮が上がった判定のときから、彼の抑圧の癖が起こったら
●どんなレベルでも「内気」をもっていたら
もしキャラクター重度の「好み」が適用可能なら、意思判定は行われません。

意思判定が行われないか失敗した場合、キャラクターの興奮レベルは1つ上がります。成功したら、現在の興奮レベルに留まりますが、判定は累積的に−2されていきます。

意思判定をした後(成功でも失敗でも)、キャラクターには追加の抑圧が与えられます。男性には20−生命力、女性には25−生命力です。それに、キャラクターが費やした疲労の量が加算されます。

セックスしつづける限り、刺激しても刺激されても、興奮レベルは上がるだけです(刺激のファンブル失敗がなければ)。



興奮のレベル

1、欲情フェイズ
両性とも紅潮し、一般的に筋肉が緊張します。男性は勃起し、女性は濡れてきて、クリトリスと乳首が固くなります。キャラクターが<性的魅力>を成功させると、欲情フェイズに持ちこむことができます。代わりに、「好色」や「好み」に耐える意思判定に失敗したキャラクターは、欲情します。

2、興奮フェイズ
この時点から、性行為をやめようとするには意思判定が必要になります。これは【性的ショウ】や【ストリップ】の勝負の成功の結果です。

3、高みフェイズ
刺激への欲望は非常に強くなります。もし誰にも触られなければ、キャラクターは意思判定に成功しないと自慰をしてしまいます。「内気」や「抑圧」をもっているキャラは、そのいつもの意思判定のペナルティを、ボーナスとして判定します。

4、絶頂フェイズ
絶頂は内在します。クリトリスは引っ込み、膣は収縮します。ペニスは胴回りがわずかに増加します。性行為をやめるどんな試みも、−4の意思判定が必要です。絶頂フェイズでは毎ターン、1点疲労します。キャラクターは絶頂フェイズを離れるときに、実際に絶頂を感じます。

絶頂過多:「絶頂過多」のキャラクターは、絶頂フェイズを離れる際に解決へ進む必要はありません。3dを振ってください。この結果がキャラクターの現在の疲労以下なら、彼女は代わりに高みへと戻ります。意思判定はこれを無視して、代わりに解決へ進みます。

5、解決フェイズ
絶頂の直後の期間です。余韻が絶頂後、年齢÷2だけ残ります(寿命によって長短の修整をします)。キャラクターはこの後欲情フェイズへ戻ります。

解決フェイズにおいての、誰かに対する影響や<脅迫>の試みは、絶頂フェイズを過ごしたターンと同じ値だけ、抵抗に対しペナルティを与えられます。1分ごとに1つの技能判定をしてください(影響の試みは技能勝負です)。
代わりに、キャラクターは<メイクラブ>判定をしてもかまいません。成功したら、絶頂フェイズを過ごしたターンと同じ値をボーナスとして、一般的反応を再判定してください。この結果はより悪くなることはありません。



動作の修整

・体位の勝負中:−2
・疲労が3以下:−4
・この動作を以前に使ったことがない:この遭遇では−2
・心配を演じる:−4まで
・自分自身に動作をする:+3
・パートナーから指導される:+2
・パートナーを指導する:−1


欲情する

キャラクターが<性的魅力>によって、もしくは「好色」や「好み」のせいで誘惑されたら、彼は既に欲情しています。そうでなければ、彼を欲情させる必要があります。

人の容貌は誰かを欲情させるに足るものかもしません。もし興味をそそるような状況なら、反応判定をしてください。「とても良い」反応なら、結果的にキャラクターは欲情します。「容貌」、「カリスマ」、「美声」が適用でき(「容貌」のペナルティは倍化します)、他にもGMが適用できると判断した特徴も同じようにします。この時点では、「嫌いなもの」は自動的に欲情を打ち消し、「飽き」のレベル毎に−1されます。裸であることは+0(裸が日常的)から+4以上までありえます。現代の設定では、トップレスの女性は+1であり、裸は+3されます。





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