不利な特徴





記述された癖(−1CP)
反応修正はなにもありませんが、やりとりを目立たせるには有効です。例としては、官能的な赤い唇、網タイツとスチレットヒールをいつもはいている、乳首ピアス、くっきりした日焼け跡、整髪と化粧をいつも完璧にこなす、などです。恥毛を剃るのはリアル世界では癖ですが、一方、マンガ世界では剃らないのが癖になります。

軽度の「フェチ」や「嫌いなもの」
これらは、−1CPの不利な特徴のかわりに、「癖」とされるかもしれません。



G指定

強迫観念/絶望的な恋愛(−15CP)
普段から、絶えずまちがった人と恋に落ちます。本質的には強迫観念です。キャラクターが魅力的な異姓とであったら「恋に落ち」、自分自身の愛情を満足させようとします。愛する人から要求をされたら、耐えるためには意思判定が必要です。GMは、要求に応えるキャラに応じたコストの修正を与えるべきです。週に1度、キャラクターは意思判定をしてもかまいません。この判定か、もしくは要求をつっぱねる判定に成功したら、キャラクターの愛は冷めます。

強迫観念/愛(−5CP/−10CP/−15CP)
愛のCP値は、恋人があなたの生活をどれくらい面倒にするのかによって、−5CP〜−15CPまで変動します。「足手まとい」と異なり、恋人が引き起こせる困りごとは、解決や救済できるものである必要はありません。キャラクターは、恋人から引き離されるような長い冒険をするためには、この強迫観念に抵抗せねばならないかもしれません。一般的に、恋人からの要求に抵抗するには意思判定が必要です。もしキャラクターがこの愛をよりすばらしいものにしたいなら、「義務感」のほうがより適切でしょう。

妄想(−5CP〜−15CP)
妄想は普通、軽いものです。もっともありがちなものは、「男根には名前があり、独立して動く」や「Xは、私が彼を愛しているのと同じくらい、私のことを愛している」というものです。

足手まとい(様々)
恋愛ゲームのためのよい「足手まとい」は、子供、病気の/狂った親類(「秘密」と結びついているかもしれません)、最愛の馬(エクウスまたはエカテリーナ女帝を参照)などが含まれます。

敵(様々)
恋愛キャンペーンでの敵は、嫉妬深い前の恋人、過保護な親兄弟、黙視する親類、秘密の熱狂的なファンなどが含まれます。

好色(−15CP)
「好色」なキャラクターは、「美人」に抵抗するなら−5、「超美人」なら−10を意思判定に被ります。これらのペナルティは、そのようなキャラの<性的魅力>に抵抗するときにも、同様に課されます。「魅力的」な人々が多数いるなら、高度のペナルティが課せられます。5人までなら−1追加されます。10人までなら−2、20人までなら−3、50人までなら−4、それより多ければ−5です。
好色なキャラは、意思判定を失敗させられた人に誘惑をしかけねばなりません。普通、キャラクターはもっとも高い社会系技能を使わねばなりません(たとえその場に不適切なものだとしても)。別の方法を試したいなら、意思判定(修正なし)をせねばなりません。
この特徴は、「好み/魅力的な人」の一般的なものです。より詳細については、そっちの特徴を参照してください。

内気(−5CP/−10CP/−15CP)
何人もの求婚者から言い寄られるかもしれません。マンガ世界では、内気はしばしば「奔放」の特徴と結びついています。

純潔の誓い(改定、−5CP)
あなたは、性的な接触を遠ざける誓いをたてました。誘惑にはいつでも抵抗せねばなりません。この誓いは、キャラクターが結婚するときに、ポイントロスなしで「結婚の誓い」(下記参照)と入れ替わるかもしれません。

結婚の誓い(−5CP)
あなたは配偶者に対し、節操と誠実の誓いをたてました。誘惑に抵抗することが望まれます。もし誓いを破ったら、それを償うか、もしくは「悪い名声:姦婦(姦夫)」(反応に−1、−5CP)を得なければなりません。

財産
勘当されたキャラクターは多くの場合「貧乏」ですが、CPで買い戻すことができます。



PG指定

強迫観念/口説き(−5CP)
そのキャラクターは、魅力的な異性を口説くことを避けるためには、この強迫観念に抵抗する必要があります。「好色」と同じように判定してください。しかし、誘惑に抵抗するのにはペナルティはありません。ほとんどの場合、<性的魅力>は不可欠です。

初心(ウブ、−10CP)
そのキャラクターにはセックスの経験があまりなく、セックスで簡単に操られます。セックス後の<魅惑>や<尋問>に抵抗するときのペナルティが倍になります(「性的遭遇」と「X指定セックス」のルールを参照)。このキャラは<性的魅力>への抵抗に−4されます。

直情(−10CP)
恋愛キャンペーン内での「直情」は、「強迫観念/絶望的な恋愛」や「好色」と非情によく似ています。直情的な恋人は、ロマンチックな遭遇の成り行きを行動を起こす前に考えようとするためには、意思判定が必要です。

狭量/性別(−10CP)
女嫌いや男嫌いは、狭量の特別版です。小説の中ではしばしば同性愛と結びついています。

執念/人物(−5〜−10CP)
特定の人物を誘惑するという「執念」は、−5CPです。不特定の人たちを愛させるという「執念」は、その対象に応じて−10CPかそれ以上になります。執念的なキャラクターは、彼らを誘惑しようとする別人に対し、−2の反応を示します。

秘密(−5CP/−10CP/−20CP)
ほとんどの恋愛の主要素です。GMは、全てのキャラクターの秘密を注意深く網目模様に織りこむべきです。例1、2つの生活を送るウェイトレス。彼女は一張羅を着て、石油長者である愛人に逢うため街に繰り出します。もちろん、彼女の秘密はありきたりのウェイトレスだということです。彼女の夢中の人がこれを見破ったとき、何が起きるでしょうか? 例2、多数の入り組んだ秘密。ジェーンが、マットとマリーの関係に気づいたら、何が起こるでしょう? マリーはジョージと付き合っており、ジョージは彼のホモだちのランディと忙しい夜を過ごしており、ランディはジェーンとつきあっているのです。例3、過去。特別で面倒な「秘密」です。古い(しかし忘れ得ぬ)激情、犯罪歴、未払いの借金、などなど。
「秘密」はまた、性的異常者の間では一般的です。マゾヒストや服装倒錯者は−5CPの「秘密」を持っているかもしれませんし、小児愛者や近親相姦好きの親は−20CPの「秘密」を持っているでしょう。

人嫌い(−5CP)
このキャラクターは他人といることが不快です。普通の状況下では、人々の環から逃れたがるでしょう。「人嫌い」は、すべての誘惑に抵抗を試みねばなりません。

恋の病(−15CP)
これは純粋にマンガ的な恋愛の特徴です。



R指定

両刀使い(−5CP/−15CP)
普通、キャラクターは、一方の性別(性嗜好によります)に対し、精神的に「インポ」です。そして、その性別によってなされた<性的魅力>は、−10されます。この特徴は、これらのペナルティをいくぶん取り除き、キャラクターを性的操作にかかりやすくします。
両刀使いかもしれない:キャラクターは両方の性別に対し「インポ」ではありませんが、優先傾向はあります。「特記特徴」の無視や、他方の性別の容貌へのより高い反応修整として表れます。キャラクターは通常、<性的魅力><房中術><メイクラブ><性的遊戯><ファック>を、両性に使えます。このキャラが<性的魅力>を使うときにペナルティはありませんが、彼が間違った性別なら、「容貌」による修整は低いほうを使ってください。−5CP。
真の両刀使い:キャラクターは、双方の性に同じようにそそられます。性別に関係なく、「容貌」や「特記特徴」の反応修整は高いほうを用います。キャラクターは、<性的魅力><房中術><メイクラブ><性的遊戯><ファック>を、両性に対し制限なく使えます。−15CP。

強迫観念/セックス(−5CP/−10CP/−15CP)
性衝動を「好色」よりも多く、また少なくします。一方では、「性衝動」は自慰や他のひとり遊びで満たすことができます。他方では、「性衝動」は満たされるべきものです。もし「好色」なキャラが誰もそそられる人に出逢わなければ、そのキャラは普通に行ける所で、時間と精力を多く費やすことでしょう。
この特徴のCP値は、キャラクターが1日にどのくらいの時間をセックスに当てねばならないかによります。これは、自慰やパートナーとの実際のセックスでかまいませんが、パートナーを見つけたり誘惑する時間は含まれません。もちろん、キャラクターはこの強迫観念に耐えようと意思判定をすることができます。もちろん、あまり多くやるのは悪いロールプレイです。
1日に1時間:通常の職業成功表に加え、月1回の疲労判定が必要です。−5CP。
1日に2〜6時間:職業表上で、月1回の<性的魅力>と疲労判定を−2で行います。<性的魅力>の判定は、実際の仕事への<性的魅力>の関連ではなく、キャラクターが満足の源を求めてどれだけの時間を費やさねばならないかを表しています。−10CP。
1日に6時間以上:通常の安定した仕事を続けるわけにはいきません。ほとんどは性産業で働くことでしょう。上記以外でキャラクターが仕事中にセックスできるようなフリーランスの仕事は、基準値に−2してください。−15CP。
キャラクターが性関連の職業に就いている場合、安定した仕事の維持に対する制限は克服できます。例:上司の女王様になる。
性的な強迫観念は、しばしば「秘密」や「悪い名声」と結びついています。

床下手(−1CP/レベル)
キャラクターは、セックスのときにとてもぎこちないです。<ファック><性的遊戯><メイクラブ><房中術>や他の性的動作に、CPを使ってはいけません。技能なし値での使用は、レベルごとに−1(最大−4)されます。

敏感(−2CP/レベル、最大5レベル)
あなたは興奮しやすく、普通の人より多くセックスの快楽が得られます。もしX指定ルールが使われていないなら、あなたの「敏感」レベルは<性的魅力><ファック><性的遊戯><メイクラブ>への抵抗意思判定から引かれます。

去勢(改定、−5CP)
あなたは外陰部の一部もしくは全部を、事故もしくは計画的に除くことにより、失っています。これには2つのケースが考えられます。
1、思春期前。あなたは思春期に達する前に去勢されました。ホルモン不足により、あなたの声は高いままです。また、ヒゲや体毛はうすいものです。あなたはセックスに興味がなく、あなたに対する誘惑は自動的に失敗します。あなたの去勢に気づいた他人は、反応に−1されます。超過体重と肥満は一般的な特徴です。
2、思春期後。思春期に達した後で、男らしさを奪われました。よって、あなたは既に声変わりもしており、体のつくりや体毛も成人男性のものです。あなたはセックスに興味を持ちつづけているかもしれませんが、もはや性的に実行する能力がありません。あなたに対する誘惑は自動的に失敗はしませんが、厄介なもので失敗するだろう、とわかることでしょう。あなたの去勢に気づいた他人は、反応に−2されます。

フェチ(特殊、−1CP〜−15CP)
フェチは、ある異常な刺激なしで興奮するのが困難です。それは体の一部分や、衣装や、素材だったりします。ほとんどどんなものでもフェチとして得ることができます……体の一部、衣装の一部、状況、そして時間でさえも。(技術的には、この特徴は単なるフェチではありません。SM、ロリコン、獣性など全ての性倒錯を含みます。)キャラクターがその刺激によって大きく興奮しても何もトラブルがないなら、かわりに「好み」を使ってください。
●軽度:キャラクターは、フェチを非常に魅力的に感じます。フェチを持っている人を1段階より魅力的に感じます:既に超美人なら、追加の+2の反応修正をします。「特記特徴」としてフェチをもっている人には、さらに反応に+2されます(上記に加えて)。例:マーク・ナインは、「フェチ/赤毛」を軽度でもっています。もし彼が、「魅力的」で赤毛のカットと出会ったら、彼は彼女を「美人」であると感じます。もし彼が、「魅力的」で「特記特徴(豊かな赤毛)」をもったソニアと出会ったら、彼女を「美人(+4)」として見ます。彼女の「特記特徴」によって+1され、彼の「特記特徴」へのフェチで+2され、修正合計は+7になります! −1CP。
●重度:反応ボーナスに加え、興奮するためにはフェチがなければだめです。上記の効果に加え、フェチなしで性的行動(<性的魅力>を含みます)をしている毎分ごとに、意思−2判定をせねばなりません。−5CP。
●極度:上記の効果に加え、キャラクターはそのフェチから直接性的満足を得ることができます。フェチを使った性的動作は、刺激値に+3されます。−10CP。
●危険:もしそのフェチが、トゲつき鞭で打たれたり猛獣と性交することだったりのように、肉体的に危険なものであるなら、このフェチはより高いCP値の不利な特徴です。GMは、この特徴を持つキャラクターが冒険を始めて1dのダメージを被るのは好きにさせてやるべきです。フェチの程度に加えて−5CP。

同性愛(CP不要)
これ自身は有利な特徴でも不利な特徴でもありませんが、多くの文化では普通とは異なるライフスタイルです。このキャラクターは、自分と同性の人との性的接触を好みます。文化によっては、同性愛者は「社会的弱者(被差別集団:−10CP、同じ集団の反応は+だが他からは−2)、−10CP」、あるいは「秘密、−5CP」をとる必要があるかもしれません。

恐怖症(−5CP/−10CP)
●性愛恐怖症:あなたはセックスを恐れています。性的内容の高い状況(きわどい映画、皇帝のハーレム、乱交パーティなど)に陥ることに抵抗するでしょう。もし自分自身がそのような状況にいるとわかったら、留まるためには意思判定をせねばなりません。セックスについて話し合うことなどなく、露骨に性的な人の前では不快になります。性愛恐怖症者は、自分たちもセックスするかもしれないということを認めたがりません。よって、万一それが生じても警戒することはないでしょう。
●同性愛恐怖症:あなたは同性愛者を不合理に恐れています。同性愛へのどんな言及もあなたを不快にしますし、同性愛者が通うと知られた場所にはどこにも行きたがらないでしょう。もしあなたが色目を使われたのなら、軽度なら−2、重度なら−4で即座に恐怖判定をせねばなりません。現代のゲームにおいては、これは伝染病恐怖症と結びつき、同性愛者がみなエイズの保菌者であるという誤った確信をするかもしれません。これは「狭量」とは異なることに注意してください。あなたは必ずしも同性愛者を嫌ってはいませんが、彼らを恐れているのです。

執念/セックス(−10CP)
性的執念にとりつかれたキャラクターは、セックスのことしか考えられません。全ての行動をなんとかしてセックスに結び付けねばならず、どうやっても結びつかないような行動をするときには意思判定が必要です。例としては、そのキャラがそそられるような人がいない所では働かないでしょう。森を通ってハイキングすることは、それ自身の利点にもとづき、意思判定が必要です。

社会的弱者(−5CP/−10CP/−15CP)
ある種の性的行動に携わることは、社会的弱者であるとみなされるかもしれません。「同性愛者」や「両刀使い」は、中世では−15CP、現代では−5CPの社会的弱者になります。「小児性愛」、獣性、SM、性産業の従事者などは、本質的に社会的弱者です。

嫌いなもの(1つにつき−1CP)
キャラクターのモラルや嗜好が、ある振る舞いから彼を遠ざけます。
軽度:「嫌いなもの」がある所での<性的魅力><性的遊戯><ファック><メイクラブ>には、−4が課されます。−1CP。
重度:キャラクターは、性的に不能化してしまいます。上記のペナルティに加え、性的行動をしている毎分ごとに意思−2判定をせねばなりません。−5CP。

好み(特殊、−5〜−20CP)
キャラクターは、何かに異常に興奮します。物品、しぐさ、人のタイプ、体の一部など、事実上あなたの考え付く全ての(そしてGMが扱いたがる)ものでよいのです。「好み」に直面したキャラクターは、まるで「好色」であるかのようにふるまいます。キャラクターは好ましくない成長をしたり、重大なときにへまをしでかしたりするかもしれません。
2つ以上の「好み」があるなら、意思判定は−5されます。これは、「好み」が魅力的な人と結びついていたり(容貌1レベルごとに−5)、「好み」自身が段階的であった場合(デブ専の人なら、「超肥満」には−5されるでしょう)にも適用されます。
「好み」を持っている人が数多くいるなら、以下のペナルティで最大のものを用います。5人までなら−1、10人までなら−2、20人までなら−3、50人までなら−4、それ以上なら−5。
重度:キャラクターは、「好み」のものがあるときには、<性的魅力>や性的スキルの抵抗意思判定ができません。−5CP。
「好み」と「フェチ」:「好み」と「フェチ」では同じものがあるかもしれませんが、「好み」と「フェチ」とは違うものです。「好み」はキャラクターが否応なく興奮するものであり、「フェチ」はキャラが興奮するのを要求されるものです。
例:足病医のDr.レストウェイクは、ハイヒールが「好み」です。ハイヒールの女性に会ったときには意思判定をせねばならず、失敗すると彼女に色目を使います。もし彼女が「魅力的」なら、意思判定には−5されます。さらに、もし彼が軽度のハイヒール「フェチ」でもあったら、ハイヒールの女性は誰でも1ランクより魅力的に感じます。もし彼が重度の「フェチ」なら、ハイヒールなしには興奮できないでしょう。

奔放(−15CP)
キャラクターは真の快楽主義者であり、最低でも1回は”何でも”やることでしょう。これは「命知らず」の性的なものです。いったん彼が「興奮フェイズ」に達したら、性的行動を止めたり性的提案を拒絶したりするためには意思判定が必要で、それがまだ未経験のものだったら−5されます! もしGMが、それは「変態」的行動だと思うなら、判定には+2されます。しかし失敗したら実行せねばなりません。「奔放」なキャラは「嫌いなもの」を持たないかもしれません。

爆乳(女性のみ、−10/−15CP)
このマンガ的な特徴は、DDカップより大きな、極端な巨乳を表します。「爆乳」のキャラクターは移動力に−1(それに応じて「よけ」にも−1)され、全ての運動系技能に−1されます。そして、格闘戦、武器戦闘、および体力が供給される技能が−1されます。「爆乳」の2レベルはブラのサイズがFカップ以上のもので、「奇形」のCP値を含んでいます。スキル(移動力ではありません)にさらに−1されます。ほとんどの人は2レベルの爆乳をグロテスクだと感じますが、いくらかの「フェチ」な人をひきつけるかもしれません。
スポーツブラを着用すれば、この特徴を1レベル相殺できます。スポーツブラが利用不可能な場合、CP値をさらに−10してください。



X指定

性感帯(−1/−5CP)
この特徴は、性器以外の体の部分から絶頂のような快楽を引き出す能力です。どんな位置でも可能ですが、口、胸、直腸がもっとも一般的です。適切な性別の人が適切なフェチを持っている場合、「貪欲」であるとされるかもしれません:もし一般に知れ渡れば、よい「名声」になるかもしれません。しかし、あなたの「敏感な部分」に対するX指定の性的動作は、−1CPなら+2、−5CPなら+3、刺激値を増加させるでしょう。
通常の人間の男性には−5CPの「性感帯」、ペニスとアヌスがあります。女性の「性感帯」は−5CPがクリトリス、−1CPが胸とアヌスと膣です。

インポテンツ(−10CP)
セックスするのに必要なほど勃たせたりするのが困難です。2つの異なった原因があるので、どちらか決めてください。
肉体的問題:勃起できないという肉体的・医学的な条件があります。性的行動を試みたいなら、コトをはじめる前に生命力−2の判定を行い、最中には毎分生命力判定をせねばなりません。
精神的障害:性的な行動を妨げるストレス条件があります。このストレスはそれ自身が原因だったり、あるいは仕事のストレスや迫りくる運命(冒険者には共通のものです)という外的要因からもたらされるものです。自発的に性的状況を起こすなら意思判定してください。しかし、ストレスの多い状況では、始める前と続けている毎分ごとに−2の意思判定をせねばなりません。GMは、あなたのパートナーの振る舞いに関してなんらかのペナルティを課すかもしれません。例えば、無情にも笑う女性は、あなたの持続にさらに−4を与えるでしょう。ストレスの多い状況とは、時間制限のうちに誰かの関心をひこうとしたり、もしくは心配や懸念される出来事がおこったりというように表されます。もしあなたが<内気>なら、そのマイナスを判定に加えねばなりません。
インポテンツは、小さな肉体的変化として、恐怖表に加えられるかもしれません(むしろされるべきです!)。キャラクターがいったんその恐怖を克服したら(GMの判断)、買い戻されるかもしれません。

短気(女性のみ、−5CP)
あなたは絶頂を制御するのが困難です。あなたがセックスするとき、<ファック>もしくは生命力で判定せねばなりません。判定値は、あなたが高みに達した後どれだけ持ちこたえられるかの分数を決定します。これは悪い「名声」の根拠になるかもしれません。

変態(−5CP)
キャラクターは、通常、興奮しないとされているものから快楽を得ることができます。最終的にはGMが、彼のキャンペーンにおいて、何が変態で何が普通の性的行動なのかを決定します。「変態」は、2つの方法のうち1つを使います。新たな性的動作とする(例として、【手淫】のかわりに【鞭】技能を使う)か、既存の動作の発展系(例えば、ラバーを使った愛撫は刺激値に+3される)とするかして扱います。重度の「フェチ」は変態でもありますが、両方を同時にとってはなりません。

貧弱(−5CP)
キャラクターのペニスや乳房は、一般人と比べて小さいものです。女性は<性的魅力>に−2されますが、いくらかの「フェチ」を引きつけるかもしれません。男性は、挿入時の性的動作を使うときに、パートナーの刺激値に−1されます。

早漏(男性のみ、−5CP)
あなたは絶頂を制御するのが困難です。あなたがセックスするとき、<ファック>もしくは生命力で判定せねばなりません。判定値は、あなたが高みに達した後どれだけ持ちこたえられるかの分数を決定します。これは悪い「名声」の根拠になるかもしれません。

感度良好(−5CP)
キャラクターは、性感帯(男性なら陰茎、陰嚢、肛門。女性なら陰核、肛門、乳首)以外に直接性的動作を使われると、刺激値に+1されます。






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