不利な特徴


不妊症   −3CP
 子供を作ることができません。それ以外の部分は、男として(あるいは女として)完全に機能しています。

奇形部位   −5CP/部位
 本質的には人間なのですが、魔法による呪い・超技術による手術・奇病などにより、体に人間とはおおよそかけ離れた部位があります。例えば尖った耳・赤く輝く目・黒光りする爪などです。この部位が肉体的である必要はありません。隠し通さねばならないほど激しい物であれば、声・強烈な視線などでも構いません。

大盤振る舞い   −10CP
 己が属している社会階層の一般人より、金を使い良い物を身につけます。こういう人は、自分にもっとよく見せるために、プレゼントをばらまきます。しかしそんなことをしても、上流階級の人は無節操な金遣いに−2の反応を示します。一般的に言う「成金族」の特徴です。
 
快感不感   −15CP
 過激な手術により、脳の快楽中枢が焼き切れたか、削除されてしまった状態です。こうなってしまうと、おいしい食事やセックスなどで心地よさを味わうことがなくなります。しかしまだそういったことを自分から行うことはできます。
 副作用として、もっと他人にもっと従順になり、命令に喜んで従うようになります。そうされたことに対して、復習しようとすら思いません。そんなことをしても何も面白くならないからです。GMはこうしても構いません。「こうなった人は「そのような快楽が好きだった」ということも忘れてしまう。それを覚えている部位がすでにないから」。

人嫌い   −5CP
 ほとんどの場合、他人に対して−2の反応を示します。こういう人は、「自分の空間」が大量に必要となる傾向があります。

恋の病   −15CP
 ファンタジーや中世、しかも「ものすごくロマンチックな」キャンペーンでしか認められない特徴でしょう。
 フィクションの世界で多くのキャラクターが影響を受けている病気です。戦闘中に、不意に彼女が目にはいると、突然トランス状態や茫然自失状態になるという、キャラクターにとって非常に不幸な性質です。トランス状態に入ったら、恋人と彼女とのロマンスで頭がいっぱいになり(お互いに)、固まってしまいます。こうなると、能動防御はできなくなります。しかし、打撃(素手や剣での攻撃など)によって即座に感覚を取り戻します(例えノーダメージでも)。自分から目覚める場合、それは2D分後の話になります。
 戦闘に入る前、GMはこの特徴を持った人とその恋人がいるかチェックしてください。そして2人ともいたら、ばれないように3Dを振ってください。6以下がでると、この病気に襲われます。正確な持続時間は「不幸」や「祟り」同様、GMがその場面のユーモラスさもしくはドラマチックさに応じて決めてください。

処女喪失恐怖症   −10/−20CP
 処女性の喪失に対する恐怖心です。セックスに関連した考え方と処女の喪失を恐れています。通常の「恐怖症」のルールを用いてください。軽度な物で−10CP、重度な物だと−20CPに相当します。
 註:GMは、プレイヤーを単に困らせないように十分すぎるぐらいに注意しなければなりません。演技は、楽しめる気晴らし程度にしておきましょう(トラウマの種ではなくて)。もしプレイヤーがGMや他のプレイヤーの扱い方に不快感を抱いてしまったら、すぐに別な卓に移しましょう。成人したキャラクターは、乱暴にではなく上品に扱われるべきでしょう。



技能


先読み(精神/難) 技能なし値:〔心理学−3〕〔嘘発見−3〕
 目標の微妙な動きや構えの変化を読みとる技能です。この技能を修得した格闘家は、相手の次の攻撃を予測することができます。身体の姿勢やその微妙な違いを解読できるようにもなるので、戦闘時以外でも役立ちます。相手が複数いる場合、ターンごとに1人を指定しなければなりません。
 戦闘の際には1ターンに1度、〔先読み〕判定を試みることができます(GMが隠れて判定を行います)。成功すれば、GMは相手の行動を大まかに教えます(こちらに来て攻撃しそうだ、今から組み付くか体当たりしてきそうだ、など)。この場合、そのターンの間、能動防御と近接戦闘のすべての判定に+1のボーナスがあります。
 成功度が3以上あれば、GMはプレイヤーに相手の行動を明確に教えてください(【後ろ回し蹴り】が来る、など)。この場合、まず全ての防御判定に+2のボーナスがあります。さらに、相手が試みようとしていたフェイントは自動的に失敗となります。〔先読み〕判定にクリティカルしていれば、自動的に相手の攻撃を防御したことになります(ただし能動防御の回数は消費します)。失敗したなら何も分かりません。ファンブルしていれば、誤った解釈をしてしまいます。GMはPCに嘘を付いてください。それにより防御判定は−3されます。
 この技能で、人間の感情を推察することもできます。〔先読み−3〕で行う「共感」〔嘘発見〕だと考えてください。
 修正:視覚関係の修正を全て適用します。盾やクロークを装備した敵の行動は読みとりにくくなります。受動防御分を〔先読み〕から引いてください。





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